イクサガミ面白いです。素敵な作品です。2025年12月19日、ドラマ・シーズン2の制作が決定したとの報道があり、個人的には、昨日からとてもワクワクしています。
もちろん、筆者 taoだけでなく、SNSは歓喜の声で溢れかえりました。
主演の岡田准一さんをはじめ、シーズン1から活躍している槐(えんじゅ)役の二宮和也さん、そして、おそらくシーズン2でその存在を明らかにするであろうラスボス的存在・天明刀弥(てんみょう とうや)役の横浜流星さん。こららの豪華な顔ぶれを見れば、期待が高まるのは当然でしょう。
ところで、筆者 taoは、まだ原作を3回しか通読していません(現在、4回目通読中)。また、聞く読書・Audibleも4回しか通しで聞いていません(現在、5回目を聴いてます)。さらに、ドラマはまだ3回しか見ていません。これ自慢じゃなくて、結果を知っていても何回読んでも、聴いても、見ても楽しめる、それが『イクサガミ』という作品です・・・ということをお伝えしたいのです。
そんな『イクサガミ』素人の私ですが、大胆に自分の考えや批評をこの記事で述べさせていただきます。
さて、はじめにお伝えしたいこと、それは「ドラマ版シーズン1の最大の<過ち>に気づいているか」ということです。
原作『イクサガミ』(今村翔吾 著)をそれなりに愛する筆者(tao)として、この熱狂の中でどうしても冷や水を浴びせなければならない事実があります。
それは、「ドラマ版はシーズン1で、最も重要な『戦神(イクサガミ)』の一柱を失ってしまった」 ということです。
そう、貫地谷無骨(伊藤英明)のことです。
多くの視聴者は、彼を「中盤の強敵」程度にしか認識していないかもしれません。しかし、それは間違いです。
本記事では、原作のネタバレを交えながら、「イクサガミとは何か」という作品の深淵を定義し、無骨を死なせてしまった残念な理由や、シーズン2で中心となる二宮和也・横浜流星というキャラクターが抱える「致命的な空虚さ」などについて、徹底的に考察します。
なお、『イクサガミ』については、こちらの記事もどうぞ。

あっ、それからもう一つ。『イクサガミ』めっちゃ面白いですから、ぜひ、原作に触れてほしいです。ながら聞きもできるAudibleがオススメです。筆者 taoは齢70で、もう眼がヘタっているので、Kindleで小説読むのキツいです。そんなとき、聴く読書・Audibleは嬉しい。何かをしながらの「ながら聴き」もできます!
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「イクサガミ(戦神)」とは何か?
そもそも、タイトルにある「イクサガミ(戦神)」とは何を指すのでしょうか?
単に喧嘩が強い者? 殺しの技術に長けた者? 否、断じて違います。
原作を読み解くと見えてくるのは、明治という新しい時代において「不要」とされた侍たちが、己の存在意義を賭けて到達しようとした「武の極致」と、その果てにある「業(ごう)」です。
この物語における「イクサガミ」には、三つの異なる相貌(かお)が存在します。
純粋なる闘争本能(過去)
これを体現するのが、貫地谷無骨(伊藤英明)です。
金や名誉、政治的意図とは無縁の場所で、ただ「強い者と戦いたい」という狂気的な純粋さだけで呼吸をする男、無骨。
社会性を帯びた明治において排除されるべき「混じりっけなしの暴力」ですが、その刹那的な輝きは、戦神の原風景そのものです。
背負う者の覚悟(現在)
これを体現するのが、岡部幻刀斎(阿部寛)であり、主人公の嵯峨愁二郎(岡田准一)です。
幻刀斎は「朧流」という歴史を、愁二郎は「京八流」という歴史を背負い戦い、そして、生きています。
ドラマのなかでは、幻刀斎は修二郎たち「京八流」の継承者を家族ともども殺しまくるとんでもない存在だと映るでしょう。しかし、幻刀斎には幻刀斎なりの矜恃と意思があるのです。
そして、幻刀斎も愁二郎もそれぞれに「守るべき者」と「死者たちの無念」を背負っています。
彼らにとって剣を振るうことは、単なる殺し合いではなく、己の生き様を今の世界に刻みつける儀式なのです。
圧倒的なる空虚(未来)
そして、最も恐ろしい第三の相貌。それが、物語におけるラスボス・天明刀弥(横浜流星)です。
彼には無骨のような奇人・鬼人のような情熱も、幻刀斎のような積み重ねたものもありません。あるのは、神に愛されたとしか思えない「圧倒的な才能」だけ。
批判を恐れずに書くと、中身は空っぽで、世間知らずの「バカ」でありながら、誰よりも強い。
意味も誇りもなく、ただ暴力装置としてそこに在る彼は、魂を燃やして戦う侍たちを嘲笑うかのような「空虚な戦神」です。
『イクサガミ』という作品の本質は、無骨や幻刀斎のような「濃厚な魂」が、天明という「新しい時代の空虚な暴力」に飲み込まれていく悲劇でもあります。
武士の無情。そして、その絶望の淵で、愁二郎が何を守り抜くかという問いかけこそが「イクサガミ」のテーマではないでしょうか。
伊藤英明(無骨)の死はなぜ「早すぎた」のか
前述の定義を踏まえると、ドラマ・シーズン1における最大の損失が見えてきます。
ドラマでは、無骨は京都・天龍寺での戦いを経て、シーズン1の最終話で愁二郎に敗れ、絶命。。
しかし、原作での彼は違います。
原作において、無骨は東京到着の一歩手前、物語も佳境に入る第3巻『人』の終章まで生き残ります。彼はそこに至るまで、愁二郎たちを幾度となく絶望の淵に叩き落とし、恐怖とある意味敬意の対象として君臨し続けました。
なぜ原作ではそこまで生き残る必要があったのか?
それは、彼が「愁二郎の対極に位置する鏡」だったからです。
「守るために戦う」愁二郎と、「戦うために戦う」無骨。この二つの魂が、長い旅路の果てに東京の直前で激突するからこそ、愁二郎は「侍の時代」に引導を渡すことができたのです。
伊藤英明さんという、あの「純粋な狂気」を演じきれる稀有な役者を得ながら、彼を「S1のボス」という記号的な役割で消費してしまったこと。これは、シーズン2以降の物語の「重心」を揺るがすほどの痛恨事と言わざるを得ません。
ここで、筆者 taoの大胆予想です。信じるか信じないかはあなた次第(^_^;)
実は…
- 無骨(伊藤英明)は生きてる。
その根拠(理由)は、原作イクサガミを読んだり聞いたりした人は分かると思うのですが、無骨は、あんな戦いで死ぬ玉では無いのです。
原作では、あともう少しで東京にたどり着くというところで、主人公・愁二郎(岡田准一)に切られ絶命。絶命する前に、自分の刀を愁二郎に預けます。
無骨と愁二郎の戦いは、原作『イクサガミ』に何回も登場。この戦いは『イクサガミ』の見物なのです。
そんな重要な人物をシーズン1のラストで殺してしまうのは、無理すぎるのです。今後の展開の大きな楽しみが無くなってしまう…。
以上、筆者 taoの勝手な推測です。
二宮和也と横浜流星は「空虚なバカ」である
さて、ここからは、さらに読者(とくに二宮和也さんと横浜流星さんのファン)からはお叱りを受けるかもしれません。
ただし、これから書くことは、二宮さんや横浜さんを低く見る、非難するものではありません。
あくまでも、槐(二宮さん)と天明刀弥(横浜さん)のキャラの話です。
なぜ、この2人のキャラに注目するかというと、無骨という「重し」を失ったシーズン2。槐(二宮和也)と天明刀弥(横浜流星)は注目されるキャラになることは間違いないからです。
キャスティングの豪華さに目は眩みますが、原作組としてあえて毒を吐きましょう。
無骨や幻刀斎、愁二郎に比べれば、この二人はあまりにも「空っぽ」であり、言葉を選ばずに言えば「バカ」です。
槐(二宮和也):矜恃なき無責任な男
二宮和也さんが演じる槐(えんじゅ)は、デスゲーム「蠱毒」の主催者です。一見、冷徹な知略家に見えますが、その最期はあまりにあっけないものです。
原作第4巻『神』において、彼は元伊賀同心・柘植響陣(東出昌大)と戦います。なぜ、運営の責任者・統括者である槐が響陣と戦うのか。ここが槐が空っぽである所以です。彼は戦いを立ち位置にしてはいけなかったのです。
結果、響陣が手にする炸裂弾による自爆により、ただ死ぬのです。
蠱毒側視点でいうと、蠱毒失敗の大きな要因を作ったのが槐です。
そこには、「悪の美学」も「主催者の矜恃」もありません。命を懸けて戦う参加者たちを嘲笑いながら、自分自身は安全圏にいるつもりでいた男が、理不尽な戦いに身を投じ、そして、消し飛ぶ。
この「軽さ」と「無責任さ」こそが槐の正体であり、二宮さんがこの「クソなキャラクター」をどう怪演するかがポイントになります。
繰り返しますが、二宮さんは立派な俳優です。その二宮さんがこのクソキャラをどう演じるかということです。
天明刀弥(横浜流星):世間知らずの天才バカ
そして、シーズン2のラスボスとなる天明刀弥。実は、原作では、最終巻(第4巻、『神』)でようやく人物が明らかになってくるラスボスです。
おそらくドラマ・シーズン2は原作最終巻までは到達させないと思いますが、それでも、シーズン1の終わりにその存在を見せて天明がシーズン2でそれなりの活躍をするでしょう。
天明刀弥は、確かに強い。作中最強と言ってもいいでしょう。
実父は仏生寺弥助であり、その血統は折り紙付きです。
しかし、彼には無骨のような「狂気的な情熱」も、幻刀斎のような「流派の重み」もありません。
彼はただ、才能だけで強くなってしまった「世間知らずの天才子供(バカ)」です。
「イクサガミ」という重厚なテーマなど彼には関係ない。圧倒的な力でねじ伏せ、何も感じない。
この「空虚さ」こそが、シーズン2の隠された絶望です(実は、この空虚な天明刀弥がラスボスであることが、作者の仕掛けだとは思っていますが…)。
熱い魂を持った無骨や幻刀斎といった「本物の侍」たちが死に絶え、最後に残るのが、無責任な管理者(槐)と、空っぽな天才(天明)であるという皮肉。
これこそが、明治という新時代が抱える「虚無」そのものなのかもしれません。
「私が大好きな二宮和也くんや横浜流星くんが悪く言われているようで、めっちゃ腹立つ!」という方は、ぜひ、原作を聴いて、二人の役どころの素敵な部分を見つけてみましょう!
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【究極ネタバレ】主要キャラの「生存」と「脱落」全リスト
ここまで筆者 taoなりの独自な分析を語ってきましたが、ドラマファンが一番知りたいのは「結局、誰が生き残るの?」という点でしょう。
ここで、原作『イクサガミ』全4巻(天・地・人・神)の結末に基づいた、主要キャラクターの生死リストを公開します。ものすごいネタバレになりますので、「ネタバレなんか目にしたくない!」という方は、ご面倒ですが、ここでブラウザを閉じてください。
なお、ドラマ版では改変の可能性がありますが、キャラクターの「業」を知る上での参考にしてください。
■ 生存者(勝者)
- 香月 双葉(かつき ふたば / 藤﨑ゆみあ)
- 蠱毒、唯一のゴール到達者。賞金10万円を手にし、物語の証人となります。
- 狭山 進次郎(さやま しんじろう / 城桧吏)
- ドラマ名「進之介」は、途中、蠱毒から離脱できた唯一の人物。
■ 生死不明
- 嵯峨 愁二郎(さが しゅうじろう / 岡田准一)
- ラスボス・天明刀弥との死闘の果てに相打ちになり、ゴールできず。
- 原作ラストでは双葉が彼らしき姿を目撃しますが、明確な生存は描かれていません。
■ 蠱毒参加者の主な脱落者(物故者)
原作における亡くなる順番で記載しています。
イクサガミたち
- 貫地谷 無骨(かんじや ぶこつ / 伊藤英明)
- 原作:第3巻『人』終章にて、愁二郎との対戦で敗れる。
- ドラマ:シーズン1の最終話で死亡。
- 岡部 幻刀斎(おかべ げんとうさい / 阿部寛)
- 原作:第4巻『神』9章にて、愁二郎の義弟・化野四蔵との対戦で敗れる。
- 京八流の天敵として最後まで立ちはだかりました。
- 天明 刀弥(てんみょう とうや / 横浜流星)
- 原作:第4巻『神』12章にて、愁二郎との対戦で敗れる。
- 空虚なイクサガミということで、ここに載せます。
チーム愁二郎、そして、愁二郎たちを助ける者たち
- 菊臣 右京(玉木宏)
- 原作:第1巻『天』9章にて、無骨との対戦で敗れる。
- ドラマシーズン1では、卑怯を嫌う高潔な魂の持ち主でした。
- 卑怯を嫌悪し、愁二郎たちを助ける。
- 祇園 三助(ぎおん さんすけ / 遠藤雄弥)
- 原作:第2巻『地』3章にて、幻刀斎との対戦で敗れる。
- 「チーム愁二郎」、愁二郎の義弟(三男)。
- 蹴上 甚六(けあげ じんろく / 岡崎体育)
- 原作:第3巻『人』9章にて、軍兵からの縦断が致命傷で死亡。
- 「チーム愁二郎」、愁二郎の義弟(六男)。
- 秋津 楓(あきつ かえで / ドラマシーズン1では未登場)
- 原作:第3巻『人』9章にて、天明刀弥との対戦で敗れる。
- 薙刀使い。卑怯を嫌悪し、愁二郎たちを助ける。
- 衣笠 彩八(きぬがさ いろは / 清原果耶)
- 原作:第4巻『神』4章にて、幻刀斎との対戦で敗れる。
- 「チーム愁二郎」、愁二郎の義妹。愁二郎を殺したいほど憎んでいた。
- カムイコチャ(染谷将太)
- 原作:第4巻『神』7章にて、天明刀弥との対戦で敗れる。
- アイヌの民で、弓矢の達人。「子は守る」という矜恃を貫き通しました。
- 蠱毒参加者中、彼こそが「ある宿願のために」最大のお金を必要としていました。
- 彼の宿願は、死後、果たされることになりました。
- 柘植 響陣(つげ きょうじん / 東出昌大)
- 原作:第4巻『神』8章にて、槐を道連れに自爆。
- 「チーム愁二郎」、元伊賀同心。維新後は新聞記者勤めをしていた。
- 想い人を救うために戦い、自らの手で、忍びの時代の終わりを…。
- ギルバート(ドラマシーズン1では未登場)
- 原作:第4巻『神』10章にて、天明刀弥との対戦で敗れる。
- 英国の軍人。怪力。卑怯を嫌悪し、愁二郎たちを助ける。
- 化野 四蔵(あだしの しくら / 早乙女太一)
- 原作:第4巻『神』11章にて、天明刀弥との対戦で敗れる。
- 「チーム愁二郎」、愁二郎の義弟(四男)。
■ その他の脱落者
- 安藤神兵衛(あんどう じんべえ / 山田孝之)
- 原作:第1巻『天』1章にて、櫻こと、中村半次郎の一刀で首を切断され絶命。
- 京都府庁第四課で、蠱毒に内定者として潜伏していたが…。
- 立花 雷蔵(たちばな らいぞう / 一ノ瀬ワタル)
- 原作:第1巻『天』1章にて、蠱毒参加者との対戦で。
- ドラマのオリジナルキャラ。
- 眠(ミフティ/ ドラマでは未登場)
- 原作:第3巻『人』5章にて、カムイコチャとの対戦で敗れる。
- 台湾人で、薬・毒の使い手。
- 陸乾(りくけん/ ドラマでは未登場)
- 原作:第3巻『人』7章にて、天明刀弥との対戦で敗れる。
- 清国人の拳法使い。眠を退治するために、一時期、愁二郎たちと共闘した。
■ その他の主な物故者
- 大久保利通(おおくぼ としみち / 井浦新)
- 原作:第2巻『地』最終章にて、元水戸藩士らにより暗殺される。
- ドラマ:シーズン1で、中村半次郎によって暗殺される。
- 内務卿。明治政府のトップ。
- 仏生寺 弥助(ぶっしょうじ やすけ / ドラマ未登場)
- 原作:第2巻『地』5章にて、実子・天明刀弥に切られ死亡。
- 天明刀弥の実父。
- 槐(えんじゅ / 二宮和也)・・・多羅尾千景
- 原作:第4巻『神』8章にて、柘植響陣が自爆に巻き込み死亡。
- 元甲賀同心、多羅尾千景。蠱毒運営責任者。
- 中村 半次郎(なかむら はんじろう / 淵上泰史)
- 原作:第4巻『神』9章にて、愁二郎との対戦で敗れる。
- 蠱毒運営者、槐の配下・櫻。桐野利秋。別名、「人斬り半次郎」。
- 蠱毒に関わった財閥の4人たち
- 原作:第4巻『神』最終章にて
- 三菱の榊原は社屋から身投げして自死
- 三井の神保は自らの首を搔き切って自死
- 住友の諸沢と安田の近山は捕縛(その後の生死は不明)
- 原作:第4巻『神』最終章にて
- 川路利良(かわじ としよし / 濱田岳)
- 原作:第4巻『神』最終章にて、病死となっているが、暗殺されたことを匂わせている。
- 初代大警視(現・警視総監)。
- 原作では、蠱毒を主催し、また、大久保暗殺を指揮した。
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おわりに:シーズン2は「絶望」を楽しむ物語になる?
シーズン1で無骨を失ったことは、確かに大きな痛手です。
しかし、見方を変えれば、シーズン2は「本物の侍たちが消え去った世界で、空虚なバカ(槐・天明)たちとどう決着をつけるか」という、より残酷で現代的なテーマに踏み込むことになります。
岡田准一さんはコメントで「ここから先はどんどん愛すべきキャラクターが脱落していく」と語りました。
その言葉通り、シーズン2は、原作にとらわれずに、地獄の釜の底が開くような展開になるのかもしれません。
私たちは、二宮和也さんの「軽薄な不気味さ」と、横浜流星さんの「空っぽな最強ぶり」を堪能しつつ、その奥にある阿部寛(幻刀斎)という最後の「重し」がどう輝くのかを見届ける必要があります。
ドラマ版『イクサガミ』が、原作の魂をどう継承し、あるいはどう裏切ってくれるのか。
毒を吐きつつも、その結末から目が離せません。



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