「乗り越えられない宿命なんてない」
これは映画のなかで、主人公・瑛(アキラ / 竹内涼真)に近しい、とある人物が口にした言葉です。
この力強い言葉が、万事休すの状況のなか、瑛のなかに蘇り、奇跡的なブレイクスルーを実現することになります。
さて、映画『アキラとあきら』は、数々のヒット作を世に送り出してきた池井戸潤氏の同名小説が原作。
竹内涼真さんと横浜流星さんのダブル主演で実写化された作品です。
本作が描くのは、対照的な境遇に生まれ、それぞれに過酷な「宿命」を背負った同名の二人が、互いの信念をぶつけ合いながら巨大な壁に立ち向かう、魂を揺さぶる人間ドラマです。
この映画『アキラとあきら』は、仕事に悩む人、人生の選択に迷っている人、そして宿命という言葉に心惹かれるすべての人に、今こそ観てほしい一作です。
本文に入る前に、もう一言。
先述した「巨大な壁」、これは目に見える障壁以上に、しがらみや確執といった人間関係を指しています。
冒頭の言葉で言い換えると「宿命」です。
あなたは、映画を見ながら、この二人「アキラとあきら」の宿命がなんであり、彼らがそれをどうやって乗り越えようとするのか、あるいは打ち果てるのか…見届けてくださいね。
この記事では、ネタバレを極力抑えつつ、映画『アキラとあきら』の魅力を余すことなくお伝えさせていただきます。
- 映画『アキラとあきら』の配信状況や視聴方法
- 「宿命」をテーマにした本作の見どころと深い人間模様
- 横浜流星×竹内涼真W主演が織りなす圧倒的な演技の魅力
なお、横浜流星さん主演映画として、こちらの紹介記事もどうぞ。

作品概要・登場人物
映画『アキラとあきら』が、どのようなスタッフとキャストによって生み出されたのか、まず紹介しますね。
作品概要
本作は、池井戸潤氏による同名小説が原作で、日本を代表するメガバンクを舞台にした「経済×青春」の感動巨編です。
監督は『僕等がいた』などで知られる恋愛映画の名手・三木孝浩氏が務め、重厚なビジネスドラマに新たな息吹を吹き込みました。
- 監 督:三木孝浩
- 脚 本:池田奈津子
- 原 作:池井戸潤『アキラとあきら』(集英社文庫刊)
- 主な出演:
- 竹内涼真、横浜流星、高橋海人(King & Prince)、上白石萌歌、江口洋介、石丸幹二、ユースケ・サンタマリア、児嶋一哉、奥田瑛二 ほか
- 主 題 歌:back number「ベルベットの詩」
- ➡ 動画へ飛ぶ
- 公 開:2022年8月26日
- 上映時間:128分
- 配信状況:Amazon Prime Video見放題配信中
主な登場人物
次に、本作の物語を彩る、個性的で情熱あふれるキャラクターたち10人を厳選して紹介。
主演二人が火花を散らす対立と共闘は必見です。
【主人公2人】
- 山崎 瑛(やまざき あきら)/ 演・竹内涼真
- 産業中央銀行の熱き銀行員。幼い頃、父が経営する町工場が銀行に見捨てられ倒産し、家族で夜逃げをするという過酷な幼少時代を経験。そんな原体験があり、「人を救うバンカーになる」という強い理想を掲げメガバンクに入行。融資先ファーストで全力で仕事をするが、やがて、左遷の憂き目に遭う。
- 階堂 彬(かいどう あきら)/ 演・横浜流星
- 産業中央銀行の冷静沈着なエリート行員。瑛は同期生で「新入行員にこの二人有り」と認められた。左遷された瑛とは違い、着実にエリートバンカーの道を登っていく。実は、彬は大手海運会社・東海郵船で次代の舵取りを期待されていた御曹司。しかし、親族間の醜い争いに嫌気がさし、自ら拒絶し銀行の世界へ身を投じた。しかし、やがて親族間の争いに巻き込まれてしまう。
【産業中央銀行関係者】
- 不動 公二(ふどう こうじ)/ 演・江口洋介
- 瑛の上司。「融資の確実性」を最重要視する冷徹なバンカー。瑛の青臭い理想を全否定し、幾度となく壁として立ちはだかる。
- 水島カンナ(みずしま かんな)/ 演・上白石萌歌
- アキラ(瑛)とあきら(彬)の後輩行員。二人の情熱と優秀さに憧れを抱きながら、銀行員として成長していく。
【瑛の関係者】
- 保原 茂久(やすはら しげひさ)/ 演・塚地武雅
- 瑛の父が営んでいた町工場・山崎プレス工場の従業員。常日頃から、瑛に親しく接してくれていた人物。後に、神父となり様々な社会貢献活動をする人物となる。
【彬の関係者】
- 階堂 一磨(かいどう かずま)/ 演・石丸幹二
- 彬と龍馬の父であり、東海郵船の先代社長。有能な経営者だったが、自身の兄弟(晋・崇)との確執に悩まされていた。三兄弟の長男。
- 階堂 聡美(かいどう さとみ)/ 演・戸田菜穂
- 東海郵船先代社長・一磨の妻であり、彬と龍馬の母。一磨の遺言状が開示される場において、決定的な発言をする。
- 階堂龍馬(かいどう りょうま)/ 演・高橋海人(King & Prince)
- 彬の弟。兄が継がなかった東海郵船の若き社長となる。優秀な兄に対して劣等感を抱いており、兄弟仲は険悪。伯父たちの策略にハマり、会社を倒産の危機に陥れてしまう。
- 階堂 晋(かいどう すすむ)/ 演・ユースケ・サンタマリア
- 彬の叔父。東海郵船のグループ会社・東海商会の社長。兄・一磨への嫉妬から無理な多角経営を進め、グループ全体の倒産危機を招いてしまう。三兄弟の次男。
- 階堂 崇(かいどう たかし)/ 演・児嶋一哉
- 彬のもう一人の叔父。東海観光の社長。晋とともに経営能力の欠如から巨額の負債を抱え、東海郵船に連帯保証を押し付ける。三兄弟の三男。
あらすじ
日本有数のメガバンク「産業中央銀行」に、二人の「アキラ」が同期入社。
一人は、実家の町工場が倒産し、夜逃げという過酷な幼少時代を過ごした山崎 瑛(アキラ / 竹内涼真)。彼は「苦しい時こそ人を救えるバンカーになる」という熱き理想を胸に秘めています。
もう一人は、大手海運会社・東海郵船の御曹司として生まれながら、親族間の醜い争いに嫌気がさし、跡継ぎの座を捨てて自らの力で生きることを選んだ階堂 彬(あきら / 横浜流星)です。
同じ名前を持ちながら、生い立ちも信念も正反対の二人は、新人研修での熾烈なプレゼン対決を経て、互いを強烈に意識するライバルとなります。しかし、銀行員としてのキャリアを歩み始めた彼らに、非情な現実が襲いかかります。
瑛は自らの銀行員としての矜恃(理想)を貫き通した結果、左遷という苦境に立たされ、一方で彬もまた、逃れたはずの創業110年の家業、東海郵船グループの倒産危機という巨大な宿命の渦に巻き込まれていくのです。
東海郵船グループ数千人の社員とその家族の人生を左右する絶望的な状況の中、別々の道を歩んでいた二人の運命が再び激しく交差し始めます。
果たして、正反対の二人が手を取り合ったとき、どのような奇跡が起きるのか。「宿命」に抗う二人のアキラが挑む、魂の逆転劇の幕が上がります。
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『アキラとあきら』が描く「宿命」とは何か
本作の根底を流れるテーマは、「宿命」です。
この言葉が物語の中でどのように形を変え、登場人物たちを動かしていくのかを深掘りします。
「宿命」は、ポジでもネガでもない
「宿命」という言葉は、しばしば逃れられない不運として語られます。
しかし本作において、「宿命」は、必ずしもネガティブなものではありません。
山崎瑛(竹内涼真)は、父の事業倒産という辛い原体験のなかで、「人を救う志で人生を生きる」という「宿命」を受け入れたのです。当時、それが意識か無意識か、わからないままに…。
実は、瑛は幼少時の一番辛いときに、ある人から「乗り越えられない宿命などない」と言われていたのです。彼の記憶の中で長く眠っていたその言葉が、銀行員となって万事休すという時に蘇りました。
一方、階堂彬(横浜流星)は、創業100年で売上規模数百億円という東海郵船の「御曹司」であり、幼い頃から事業を継ぐことを、祖父や父から期待されてきました。
しかし、彼は、祖父から事業を受け継いだ父と、その兄弟である叔父たちがいがみ合う姿を見て、事業を継がず、銀行員の道を選択したのです。
二人は与えられた「運命 ≒ 宿命」を呪うのではなく、それを自らの信念の拠りどころとして「背負う」ことを決意します。
「宿命」は、抗いきれない呪縛ではなく、人がどう生きるかを決めるためのスタートラインなのかもしれません。
「宿命」の連鎖 〜 二世代にわたる同族の確執
「宿命のあり方の典型」が、本作における「階堂家の同族経営」です。
先々代からその息子達(三兄弟)に引き継がれた事業。
長男・一磨(かずま / 石丸幹二)は母体となる東海郵船を、次男・晋(すすむ / ユースケ・サンタマリア)はグループ子会社の東海商会を、そして、三男・崇(たかし / 児嶋一哉)はこれもグループ子会社の東海観光を任されます。
もともと、日頃からの嫉妬や妬みによって、関係性がぎくしゃくしていた三兄弟は、事業継承において、一層深刻な状態となってしまいました。
それどころか、父の世代の兄弟間の確執が、まるで鏡のように、次世代である彬と龍馬の兄弟にまで影を落とします。
血を分けた兄弟だからこその反発?
彬と龍馬にも、乗り越えられない溝が生じてしまいました。
これが彼らの「宿命」です。
そして、この二世代に渡る「宿命」は、東海郵船グループの屋台骨を壊すほどの危機を招くことになります。
血の繋がりという断ち切れない「宿命」。
これに彬はどうあらがうのか…。
「宿命」の対立は悪役がいない 〜 どちらも必死でどちらも正しい?
池井戸潤作品の多くは勧善懲悪が爽快ですが、本作の対立構造はより複雑です。
瑛の上司である不動公二(江口洋介)は、一見冷酷な悪役に見えます。
しかし、彼が主張し、部下達に求める「融資の確実性」は、国民の預金を預かる銀行員として極めて正しい正論です。
瑛の「温情」と不動の「確実性」、そして彬の「合理性」。
登場人物全員がそれぞれの正義と宿命のために必死であり、そのぶつかり合いに「悪」は存在しないのかもしれません。
彬の叔父達が起こす確執も、能力の多寡は別にして、悪気は無い行為の結果なのかもしれません。
つまり、彼らはそれぞれが持つ「宿命」から演繹された「矜恃」に従って素直に行動しているだけなのです。
そういう単純な善し悪しで断定できない対立だからこそ、難しく、そして、観る者の心に突き刺さる作品になっているのです。
「宿命」の奇跡 〜 2人のアキラの運命的な邂逅
同じ銀行に同期トップとして入行した瑛と彬。
彼らは性格も育ちも正反対ですが、実は幼少期に一度だけ、ある場所で運命を左右する接点を持っていました。
本人たちはとっくに忘れていたのに、過去に出会っていたという縁があったのです。
そして、映画を見るあなたは、その忘れ去った邂逅を二人がいつ思い出すのか・・・それを見届けてください。
筆者 taoの意見ですが、瑛と彬が、とある目的で必死に協調・共闘して頑張るとき、無意識であっても幼いときの邂逅の記憶が作用していた・・・私はそう感じるのです。
「宿命」の帰結 〜 あなたが見届けるもの
巨大な負債を抱えた東海郵船グループの運命。
それを救うのは、瑛の情熱的な稟議書か、あるいは彬の覚悟を決めた決断か。
二人が宿命と向き合った先に待つ結末は、観る者すべてに深いカタルシスと明日への勇気を与えてくれるでしょう。
瑛(竹内涼真)が彬(横浜流星)に提示した東海郵船を救う最終案、それは「彬が宿命に立ち向かうこと」だったのです。
それが具体的には何であったのか、あなたには是非、見届けてもらいたい…。
- 「乗り越えられない宿命ってない」
- 「時間は巻き戻せない、でも、やり直すことはできる」
- 「いまならわかる、きっとすべては偶然じゃなかった」
これらの言葉が意味する真実を、しつこいですが、ぜひ本編で見届け、そして味わってください。
二人のアキラがたどり着く場所は、決して偶然の結果ではなかったことが、わかるはずです。
「宿命」について、原作と映画の違いなど
筆者 taoは、2023年頃、映画『アキラとあきら』を見て、その後、聞く読書・Audibleで『アキラとあきら』を聴きました。
そして、今こうして紹介記事を書いているわけですが、私の記憶の中には「乗り越えられない宿命はない」というフレーズが鮮明に残っています。
そして、このフレーズは彬(横浜流星)が父・一磨(石丸幹二)から言われた言葉だと思っていましたが、それは、記憶違い、勘違いでした。
この記事を書くにあたり、数日前、「映画を2回、原作をAudibleで1回」見て、そして、聴きました。
「乗り越えられない宿命はない」
キーフレーズを誰が口にしたのか、確かに確認できました。
原作では「乗り越えられない宿命」のフレーズは、彬のつぶやきでした。
一方、映画のなかでは意外な人物がそれを口にしていました。
感動ポイントなので、是非、映画のなかで、あなた自身で確かめてくださいね。
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それから、もう一つ情報を。
映画や原作のなかに「宿命」という言葉が何回出てくるのか、数えました。
映画は、9回です。
冒頭部分(回想シーンではなく現代!)で、瑛(竹内涼真)と彬(横浜流星)、それぞれのモノローグとして計3回。
あとはラストの急展開以降(1時間30分くらいからあと)にしか登場しません。
このラスト30分ちょっとくらいのところに、なんと6回登場します。
言い換えると、急展開からラストまでの、30分ちょっとが見どころです。
一方、原作は上下2巻ですが、上巻に「宿命」の言葉は1回も登場しません。
下巻の、それも後ろの方に6回登場します。
つまり、映画の方が「宿命」がキーワードだということが、よく分かる意識的な作りになってるんですね。
池井戸潤作品の中でこの作品が異色な理由
『半沢直樹』や『下町ロケット』などの池井戸潤氏の代表作を知る人ほど、本作には驚きを感じるかもしれません。
なぜこの作品が「異色」と呼ばれるのか、その理由を分析します。
「半沢直樹」「下町ロケット」との決定的な違い
最大の相違点は、本作がビジネスドラマであると同時に、濃厚な「青春物語」であるという点です。
三木孝浩監督は、山崎瑛を「暖色」、階堂彬を「寒色」のトーンで撮り分け、二人の心象風景を瑞々しい映像美で描き出しました。
権力闘争や「倍返し」の復讐劇に焦点を当てるのではなく、若き二人の主人公が自己のアイデンティティを確立し、友情を育んでいく過程が中心に据えられています。
汗臭さを感じさせない爽やかさは、池井戸ワールドにおける新境地と言えます。
「勧善懲悪」ではなく「再生」の物語 〜 池井戸潤お得意のどんでん返しも
本作には、絶対的な悪を叩き潰して快感を得るような描写はほとんどありません。
描かれるのは、過ちを認めた人間がどう立ち直り、家族や組織をどう「再生」させるかというプロセスです。
ユースケ・サンタマリアさん演じる叔父が見せる涙や、江口洋介さん演じる上司が最後に見せる表情は、まさに「再生」の象徴です。
もちろん、池井戸潤氏らしいスリリングな逆転劇の仕掛けは健在で、後半の怒涛の展開には手に汗握ること間違いありません。
なぜこれほどメディアミックスされたのか
『アキラとあきら』が小説、ドラマ、映画、コミック、ラジオドラマ、オーディオブックと、これほど多くの媒体で届けられてきたのは、そのテーマに圧倒的な普遍性があるからです。
「宿命」「家族の確執」「友情」「働くことの意味」。
これらの要素は、時代が変わっても、性別や世代を超えて人々の心に深く刺さります。
- 原 作:小説『アキラとあきら』池井戸潤著(2017年、徳間文庫・集英社文庫)
- 上下・2巻(電子書籍版あり)
- ド ラ マ:向井理×斎藤工主演(2017年、WOWOW 連続ドラマW)
- 聴く読書:Audible版(2019年、ナレーション:平川正三)
- 映 画:竹内涼真×横浜流星W主演(2022年)
- コミック:池井戸潤(原作)、登田好美(作画)(2022年、小学館)
- 映画が扱わなかったストーリー展開満載!
- ラジオドラマ:井上芳雄×加藤和樹主演(2024年)
『アキラとあきら』は、メディアごとに異なる層にリーチし、それぞれの魅力を引き出すことができる稀有な作品です。
アマプラで観る方法・Audibleでも楽しめる!
映画『アキラとあきら』や原作小説を今すぐ楽しむための具体的な方法を解説しますね。
アマプラ見放題配信・視聴方法と料金
現在、映画『アキラとあきら』はAmazon Prime Video(アマプラ)にて、見放題配信が行われています。
- 視聴方法:
- Amazonプライム会員に登録し、Prime Videoのアプリやウェブサイトから『アキラとあきら』を検索して再生。
- 料 金:
- 月額600円(税込)または年額5,900円(税込)のプライム会費のみ。追加料金なしで見放題視聴が可能です。
- メリット:
- スマホやタブレット、PC、スマートテレビなど、お好みのデバイスでいつでもどこでも楽しめます。初回登録なら30日間の無料体験期間もあり、その期間中に無料で視聴することも可能です。
原作小説『アキラとあきら』はAudibleでも聴ける
「本を読む時間がないけれど、物語を深く知りたい」という方には、Amazon Audible(オーディブル)がおすすめです。
- 内 容:
- 池井戸潤氏による原作小説をプロのナレーター(平川正三氏)が全文音読。
- 再生時間:
- 約17時間38分の完全版オーディオブックです。
- 1.5〜2.0倍速がお薦めです。
- 特 徴:
- 二人のアキラの演じ分けが素晴らしく、女性キャラクターの声も違和感なく馴染んでいます。家事をしながら、通勤しながら、まるで一本の長い映画を観ているような感覚で物語を体験できます。
- 料 金:
- Audibleの月額プラン(1,500円)の聴き放題対象作品として提供されており、30日間の無料体験も利用可能です。
映画ではカットされた濃厚な親族の確執や、二人の本当の結末を深く知りたい方は、通勤中の『聴く読書』がおすすめです。
映画『アキラとあきら』FAQ
読者の皆さんが気になるポイントを、よくある質問形式でまとめました。
- Q1. 映画の撮影場所はどこですか?
- A1. 栃木県庁(宇都宮市)の議会議事堂や本館が、物語のメイン舞台である産業中央銀行や株式会社OHMIのロケ地として使用されました。
- Q2. 主演の二人は過去に共演したことがありますか?
- A2. 特撮作品(竹内さんは『仮面ライダードライブ』、横浜さんは『烈車戦隊トッキュウジャー』)に出演していた際、撮影所ですれ違ったことはありますが、本格的な共演は本作が初めてです。
- Q3. 主題歌のタイトル「ベルベットの詩」にはどんな意味がありますか?
- A3. 「ベルベット」は柔らかく美しい生地の象徴。剥き出しになった傷だらけの自分を、美しいものだと願って包み込むような思いが込められています。
- Q4. 映画版の時代設定はいつですか?
- A4. 原作はバブル期から描かれますが、映画版はリーマンショック(2008年)前後の時代設定に変更され、より現代に近いリアリティを持たせています。
- Q5. 池井戸潤さんは映画の出来に満足していますか?
- A5. 「自分の感性にあったものが出てきた」と絶賛し、特に主演二人の演技に太鼓判を押しています。
- Q6. 映画は原作小説と内容が違いますか?
- A6. 128分という尺に合わせてエピソードが凝縮されていますが、物語の核心である「二人の出会いと逆転劇」は忠実に、かつドラマチックに描かれています。
- Q7. 高橋海人さんの役どころは?
- A7. 横浜流星さん演じる彬の弟・龍馬役です。兄へのコンプレックスに苦しみながら、若くして社長の重責を背負う切ない役柄を好演しています。
- Q8. 江口洋介さんの上司役の評判は?
- A8. 瑛を厳しく指導する「カマキリ上司」としての怪演が光り、最後に見せる「いい稟議だった」というセリフが多くの観客の胸を打ちました。
- Q9. WOWOWドラマ版との違いは何ですか?
- A9. キャストが一新されています(映画:竹内・横浜、ドラマ:斎藤・向井)。また、ドラマ版は全9回で、より長い時間軸での物語が描かれています。
- Q10. 作品の中に有名な「あの人」の影があるというのは本当ですか?
- A10. 本作の舞台「産業中央銀行」は、後に『半沢直樹』が所属する「東京中央銀行」の合併前の姿という設定があり、同じ池井戸ワールドの繋がりを楽しめます。
- Q11. Audible版のナレーションはどうですか?
- A11. 平川正三氏による17時間を超える熱演。登場人物一人ひとりの声の出し方が工夫されており、高い評価を得ています。
まとめ
映画『アキラとあきら』は、私たちが日々直面する困難や「宿命」に対して、どう向き合い、どう乗り越えていくべきかを示唆してくれる素晴らしい作品です。
竹内涼真さんが体現する情熱と、横浜流星さんが見せる冷静な覚悟。
二人の「アキラ」が手を取り合った時、それはもはや個人の物語を超え、働くすべての人々への讃歌となります。
この作品に出会ったこともまた、あなたにとっての一つの「宿命」だったのかもしれません。
もし今、あなたが何かに立ち止まっているのなら、ぜひアマプラで彼らの戦いを見届けてください。
観終わった後、きっとあなたの心には、ベルベットのように温かく、かつ鋼のように強い勇気が宿っているはずです。
ところで、ラストに…。
筆者 taoは、映画を合計3回観ています。
つまり、筋や展開は十分分かっているのにも関わらず、3回目も大泣きしてしまいました(>_<)
- 映画『アキラとあきら』はAmazon Prime Videoで見放題配信中
- 「宿命」を背負った二人のアキラが織りなす感動の再生ストーリー
- ビジネスと青春が高次元で融合した、池井戸作品の中でも異色の名作
- 竹内涼真・横浜流星・高橋海人ら豪華キャストの熱演が光る
- 原作小説はAudibleで「聴く読書」としても高い満足度を誇る


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