【完全攻略】アニメ派は損してる?『転スラ』原作完結の衝撃。小説・漫画・アニメ、続きはどこから?【Audible・Kindle攻略】

  • URLをコピーしました!
 *本記事を含め、当サイトでは広告を掲載しています。

なぜ今、大人の「知的好奇心」が『転スラ』に向かうのか?

おかげさまで、当ブログで大反響をいただいた『本好きの下剋上』。あの物語にハマった読者の共通点は、一人の情熱が世界を塗り替えていく「知的な下剋上」に興奮したことではないでしょうか。

その興奮を次へ繋げるなら、間違いなく『転生したらスライムだった件(転スラ)』ですね。

ところで、ちょっとだけ脱線。

当時60歳ちょっとの筆者 taoは、2019年4月に、聞く読書・Audibleでラノベ『本好きの下剋上』と出会い、ラノベ沼にハマります。この翌月、2019年5月に第1巻目がAudibleで配信。当然に『転生したらスライムだった件』にも沼ったわけです(^_^;)

そんなこんなで、話を『転スラ』に話を戻します。

「これって、スライムが最強になるだけのバトル物でしょ?」と思ったら大間違い。実はこの作品、現代のビジネスマンも唸る「多種族共生国家の運営」や「高度な外交・経済戦略」を描いた、超弩級の社会構築ファンタジーなのです。

『転スラ』アニメ第3期が放送を終え、2026年春に第4期放送も予定されている今、「アニメの続きが気になるけれど、それまでどうすればいいの?」と迷っているあなたへ。

Amazonプライムビデオ、Kindle、そしてAudibleを駆使して、最短・最安で物語の最前線へ追いつくための「完全ルート」を提案しますね。


なお、ラノベファンで『転スラ』ファンでもある筆者 taoが、同じくラノベ沼にハマった『本好きの下剋上』について、こちらの記事も書いています。『転スラ』沼民ならハマる作品を紹介しています!

目次

『転生したらスライムだった件』の基本情報など

まだ沼っていない方のために、原作ベースで『転スラ』の全体像を掴んでいただくための基本情報をまとめました。

基本情報

  • タイトル:転生したらスライムだった件
  • 作  者: 伏瀬
  • イラスト: みっつばー
  • 出 版 社: マイクロマガジン社(GCノベルズ)
  • 巻  数: 2025年12月現在
    • 単行本: 既刊23巻(完結)本編全23巻、設定資料集2巻、短編集など
    • 漫 画: 既刊30巻〜(連載中)
      • ※スピンオフ漫画は『転スラ日記』など多数あり
  • 話  数: Web版 全304話(本編+番外編)
  • メディアミックス:
    • アニメ、コミック、ラジオドラマ、アプリゲーム等の展開あり
  • そ の 他:

主な登場人物

来年、齢70を迎える筆者 taoは、登場人物名が覚えられません(^_^;)

なので、次のようなメモを近くにおいて、聞く読書・Audibleなどで楽しんでいます!

  • 🟦 主人公・中核
    • リムル=テンペスト(前世:三上 悟)
      • スライムに転生した主人公。魔国連邦(テンペスト)の盟主。後に魔王へ。
      • 物語の主人公前世で、ゼネコンに勤務する37歳独身サラリーマン・三上悟は、通り魔から後輩を庇って刺され死亡。気づくと、異世界の洞窟で、世界最弱の名高い「スライム」として転生していた。しかし、転生時に獲得したユニークスキル「捕食者」と「大賢者」を武器に、魔物を仲間にし、ついには多種族が共生する魔物の国「ジュラ・テンペスト連邦国」を建国する。「種族問わず楽しく快適に過ごせる国」を作るため、前世の知識をフル活用してインフラ整備や外交に奔走する。
    • 大賢者/智慧之王(ラファエル)
      • リムルのスキルから進化した思考補助存在。実質的な参謀・頭脳。
      • リムルのスキルであり、頼れる相談役。リムルの問いかけに答え、解析や演算を行う。物語が進むにつれて自我のようなものが芽生え、リムルを陰から支える最高のパートナーとなる。
  • 🟦 テンペスト建国の核となる配下
    • ヴェルドラ=テンペスト
      • 暴風竜。リムルに名付けられた最古参の盟友であり象徴的存在。
      • リムルが転生して最初に出会った最強種のドラゴン「暴風竜」。勇者に封印されていたが、リムルと友達になり、互いに「テンペスト」の姓を名乗る。リムルの胃袋(捕食空間)の中で解析され、やがて復活を遂げる。
    • ベニマル
      • 鬼人族の武将。テンペスト軍事の中核を担う指揮官。
      • オーガ族の若頭だったが、豚頭族(オーク)に里を滅ぼされ、リムルに仕えることに。名付けにより鬼人族(キジン)へと進化。リムルの右腕として軍事を統括する侍大将。
    • シュナ
      • 鬼人族の巫女的存在。内政・文化・外交補佐役。
      • ベニマルの妹。可憐な見た目だが、魔法の才があり、織物や料理などの生産管理を一手に引き受ける才女。怒らせると怖い。
    • シオン
      • リムル第一秘書的存在。忠誠心が極端に高い武闘派。
    • ハクロウ
      • 鬼人族の剣豪。武の師範であり精神的支柱。
    • ゴブタ
      • ゴブリンから進化したムードメーカー。物語の緩衝材的存在。
  • 🟦 テンペスト幹部(魔王クラス)
    • ディアブロ(原初の黒)
       原初の悪魔。外交・謀略・処理担当。リムル絶対主義者。
    • ベレッタ
       魔導人形。知識・魔導技術担当。
    • ランガ
       嵐牙狼族の長。リムルの影として行動する護衛役。
  • 🟦 魔王たち(世界観理解に必須)
    • ミリム・ナーヴァ
       最古参の魔王。破壊と純真を併せ持つ存在。
    • ルミナス・バレンタイン
       聖教会の裏に君臨する魔王。死と信仰を司る。
    • ギィ・クリムゾン
       最強格の魔王。世界秩序の監視者的存在。
    • レオン・クロムウェル
       勇者出身の魔王。異世界召喚の鍵を握る人物。
  • 🟦 人類側の重要人物
    • ヒナタ・サカグチ
       西方聖教会最強格。リムルの最大の人類側対抗軸。
    • ユウキ・カグラザカ
       異世界人。物語全体の「黒幕的ポジション」。
  • 🟦 竜種・神話級存在
    • ヴェルザード
       白氷竜。世界最古級の竜種。
    • ヴェルグリンド
       灼熱竜。ヴェルドラの姉妹。
    • 星王竜ヴェルダナーヴァ
       世界創造に関わった神格的存在(物語の根幹)。
  • 🟦 物語後半の理解に不可欠な存在
    • クロエ・オベール
       時間に関わる存在。物語最大級の伏線の中心。
    • マサユキ・ホンジョウ
       「英雄補正」を持つ異世界人。終盤の象徴的存在。
  • 🟨 補足(このリストの意図)
    • 国家運営・魔王・世界構造・時間軸
      • この4点を理解できる人物だけを厳選
    • スピンオフ限定キャラ・一時的敵役は除外
    • 「名前を知っていないと後半が理解不能になる存在」を基準

あらすじを兼ねて全体構成を明記します!

『転スラ』は、原作小説 全23巻で完結した壮大な物語です。

まずは、全体的なあらすじを。

スライムが知識と仲間で世界を変える、異世界建国ファンタジー。

通り魔に刺されて死んだサラリーマン・三上悟。彼が転生したのは、最弱モンスターとして名高い「スライム」でした。

しかし、転生時に獲得した強力なスキルと、現代日本で培った「コミュ力」や「建築・交渉の知識」を駆使し、ゴブリンやドワーフ、オーガといった多種多様な種族を仲間にしていくリムル。

「人間と魔物が共生できる国を作りたい」

その理想を掲げて建国した「魔国連邦(テンペスト)」は、急速に発展し、世界中から注目(と警戒)を集めることになります。魔王への進化、対立する国家との戦争、そして世界の秘密に迫る戦いへ……。

スライムの姿をした元サラリーマンが、魔王の頂点へと駆け上がるサクセスストーリーです。


以下、全23巻(完結済み)の構成です。

  • 地位向上編(1〜6巻)
    • スライム転生から建国、そして「魔王覚醒」まで。※アニメ第1期〜第2期の内容に相当します。
  • 魔王暗躍編(7〜11巻)
    • 西方聖教会との和解、開国祭、そして西側諸国への経済進出。ロッゾ一族との暗闘。※アニメ第3期は7〜9巻を描きました。アニメ第4期(2026年春)はこの続き、10巻からスタートです!
  • 帝国の侵攻編(12〜16巻)
    • 東の軍事大国「東の帝国」との全面戦争。リムル配下の幹部たちが覚醒魔王級へと進化する、バトル満載のパート。
  • 竜魔激突編(17〜20巻)
    • 世界の覇権を懸けた、最後の敵との前哨戦。天使軍との戦い「天魔大戦」が勃発する。
  • 天魔大戦編(21〜23巻・完結)
    • 物語のクライマックス。世界の崩壊を防ぐため、リムルと仲間たちが全ての決着をつける最終章。
<スポンサーリンク>

巨大化する『転スラ』ワールド!

原作・アニメ・漫画の進捗状況

『転スラ』はWeb小説から始まり、書籍化、コミカライズ、アニメ化と爆発的にメディアミックス展開しているため、「どれがどこまで進んでいるの?」と混乱しがちです。

ちなみに、原作小説(GCノベルズ)は2025年11月29日に発売された第23巻をもって、堂々の完結を迎えています!

まずは各メディアの立ち位置と、アニメ終了時点での進捗状況を整理しておきましょう。

  • 原作小説(GCノベルズ):
    • 物語の「正史」であり、前述の通り第23巻で完結しました。 スピンオフWeb版とは展開が大きく異なるため、Web既読者も必読です。ところで、原作者の伏瀬氏は、本編で語りきれなかった部分を補完する番外編やサイドストーリーを執筆する意向を示しています。楽しみですね!なお、原作小説は、Kindleなどの電子書籍が比較的安価に入手できます。ただし、全巻揃えると2万円を超えてしまうのが痛いですね(>_<)
  • 聞く読書・Audible編:
    • 原作小説全巻を聞く読書・Audibleでは聴き放題作品として配信しています。1.5倍速、2倍速などで聞くことができ、なにかをしながらの「ながら聴き」も出来るのが便利です。
    • 全23巻中、本記事公開日現在、第19巻までが配信済み。第20巻は2026年2月13日に配信予定で、順次、最終巻まで配信される予定です。
  • 多様なスピンオフ漫画
    • 『転スラ』は複数のスピンオフ漫画が連載・出版されています。例えば、
      • 『転スラ日記』(アニメ化もされました)
      • 『転生しても社畜だった件』
      • 『転生したらスライムだった件 番外編 ~とある休暇の過ごし方~』(既に完結済み)
      • 『転生したらスライムだった件 クレイマンREVENGE』
      • その他、様々なキャラクターや視点からの公式サイドストーリーが展開されており、これらのコミックス新刊も定期的に発売されています。
  • アニメ新シリーズ
    • 2026年4月より、TVアニメ『転生したらスライムだった件 第4期』が連続2クールで放送開始予定です。アニメは原作小説の内容を引き続き映像化していくため、まだまだシリーズを楽しむことができます。 

結論として、原作小説は完結したものの、スピンオフやアニメといった形で『転スラ』の世界は今後も続く見込みです。

  • 漫画(シリウスKC):
    • 原作小説を非常に忠実に、かつ高い画力でコミカライズ。アニメのベースにもなっています。こちらは現在も連載が続いています!
  • アニメ(TVシリーズ・劇場版):
    • 漫画版をベースにしつつ、動きと声で物語を彩ります。

アニメ・原作・漫画 対応早見表

アニメ3期を見終えた方が、スムーズに他メディアへ移行できるよう、主な出来事と巻数を対応させました。

アニメ・劇場版原作小説(GCノベルズ)漫画(シリウスKC)主な出来事
第1期1巻〜4巻1巻〜11巻建国、オークロード戦、カリュブディス戦
第2期5巻〜6巻11巻〜19巻魔王覚醒、ワルプルギス、クレイマン戦
劇場版 紅蓮の絆オリジナルオリジナル※時系列は2期と3期の間
第3期7巻〜9巻19巻〜25巻頃ヒナタとの和解、開国祭、迷宮運営開始
続きはここから10巻〜26巻〜西方評議会への参加、ロッゾ一族との決着

この表の通り、アニメ3期は原作の9巻、漫画の25巻あたりまでの内容を描ききっています。

つまり、アニメ第3期の続きを知るためのスタート地点は…

「原作10巻」または「漫画26巻」あたりとなります。

<スポンサーリンク>

アニメ派必見!第4期が始まるまで、どうする!?

アニメ3期(第72話「祭の後」まで)を観終わった方が、物語の続きを知るためのガイドです。

アニメ第4期放送は、2026年4月ですからまだ、うんと先になります。

苦しむ『転スラ』沼人たちを救う手立てを下記にまとめました(^_^)/

【最短ルート】原作小説(GCノベルズ)で追いつく

  • 該当巻数:
    • 第10巻から
  • メリット:
    • 物語の進行が最も早く、アニメや漫画ではカットされがちな「リムルの思考プロセス」や「複雑な外交交渉」の裏側を100%味わえます。
  • デメリット:
    • 第10巻から第23巻(最終巻)までを揃えるとなると、比較的お安い電子書籍でも15,000円は超えそうです。
  • 耳より情報:
    • たとえば、AmazonのKindleなら、見本(サンプル)をダウンロードして、各巻の序章全文と第1章の最初のちょっとだけは無料で読めます。これだけでも、第10巻から第23巻を読めば、流れはつかめます。筆者もやってみました。なんとか雰囲気はつかめました(^_^)

【視覚ルート】漫画版で追いつく

  • 該当巻数:
    • 第26巻から
  • メリット:
    • 作画が非常に美しく、キャラクターの表情や戦闘シーンの迫力を楽しみながら読み進められます。
  • デメリット:
    • 第26巻から第30巻(最新刊)までを揃えると、だいたい4,000円かかります。
    • こちらは原作Kindle版と違って、コミックKindle版では数ページしか見ることができないので、コミックKindle版のサンプルダウンロードはオススメしません!
    • 中古で揃えるっていう手もありますね。

【最強の時短・没入ルート】Audibleで「聴く」

実は、これが一番オススメです。理由はコスパ最強だからです!

それは、聞く読書・Audibleで原作を聞く方法です。

  • 該当巻数:
    • 第9巻の途中から
  • メリット:
    • プロの朗読により、膨大なテキスト量を「家事や通勤の合間」にストレスなく吸収。特に従者たちとのやり取りや大賢者の声は、Audibleならではの臨場感があります。
    • 「ながら聴き」でも楽しめます。

聞く読書・Audibleは、Amazonのサービスのひとつで、月額 1,500円(税込)のサブスクです。

さきほど書いた「コスパ最強」は、このあとのほうで説明しますね。

<スポンサーリンク>

ここが違う!アニメと原作小説の「決定的」な差

『本好きの下剋上』同様、アニメ版は「見応え」を重視していますが、原作小説には「深み」があります。

  • 「会議」の面白さが異常
    • 『転スラ』は「会議アニメ」と揶揄されることもありますが、原作ではその会議こそが醍醐味。経済圏の拡大や、魔王たちの利害関係など、大人の交渉術が緻密に描かれています。
  • 「名付け」とスキルの論理的解説
    • なぜ名付けにリスクがあるのか、究極能力(アルティメットスキル)がどう発現するのか。その法則性を理解すると、バトルの結果が単なる「力押し」ではないことに気づくはずです。
  • リムルの内面(前世の知識)
    • 元ゼネコン勤務のサラリーマンだったリムル。彼の「部下への接し方」や「インフラ整備へのこだわり」は、前世の経験に基づいた非常にロジカルなものです。
<スポンサーリンク>

Amazonサービスをフル活用して「最安」で楽しむ

『転スラ』を紙の書籍で全巻揃えると、20巻を超え数万円の出費になります。そこで、Amazonのサブスクを賢く活用しましょう。

サービス活用方法メリット
Amazonプライムビデオアニメ1〜3期、劇場版を完全網羅Amazonプライム会員なら、見放題でアニメ『転スラ』(第1期〜第3期)を楽しめる!
Audible原作小説を「聴く」1冊数千円する小説を無料体験を活用すれば、配信済み全巻を、いますぐ聴き始められる!
Kindle原作小説のサンプルを読む各巻、序章全部と第1章のちょっとだけ無料で読める!

あなたがまだAudibleに登録したことがないならば、聞く読書・Audibleには、30日間の無料体験を活用することができます。

これで登録すれば、今すぐ、『転スラ』第1巻から第19巻(第20巻〜第23巻は随時配信予定)を今すぐ楽しむことができます。

えっ?19冊も聞けないよ〜・・・

ご安心を。筆者 taoは2017年からAudibleユーザーですが、昔から、そして、今も、月に平均30〜50冊の作品を聞いています。1.5倍速や2倍速などもできるので、「ながら聴き」で楽しんでいます。

Audibleの登録や解約については、筆者 taoがこのブログで丁寧に解説している、こちらの記事を活用してください。

なお、今すぐ登録して『転スラ』を聞きたいという方は、こちらからどうぞ。

無料体験後は、Audibleは税込 1,500円が請求されます。

無料体験中に解約することもできます。

<スポンサーリンク>

これだけは押さえたい!『転スラ』専門用語12選

物語の解像度(理解という意味です!)を上げるための、真の『転スラ』重要キーワード集です。

  • ジュラ・テンペスト連邦国(魔国連邦):
    • リムルが建国した、多種族が共存する理想国家。衣食住のレベルが極めて高く、異世界における先進国のような立ち位置に。
  • 八星魔王(オクタグラム):
    • リムルの魔王昇格に伴い、「十大魔王」から再編された8人の強力な魔王たちの総称。
  • 大賢者(エイチアルモノ)/智慧之王(ラファエル):
    • リムルの思考をサポートし、解析・鑑定を行うスキル。物語が進むにつれて自我のようなものが芽生え、リムルの最高の相棒となる。
  • 暴食之王(ベルゼビュート):
    • 相手を捕食し、能力を奪ったり隔離したりするリムルの最強スキル。「捕食者」が進化した究極の能力。
  • 名付け(ネーミング):
    • 魔物に名前を与える行為。名付け親の魔素を大量に消費するリスクがあるが、名付けられた魔物は劇的に進化する。
  • 魔素(マソ):
    • 世界を満たすエネルギー源。魔法の発動や魔物の構成要素となる。『本好き』でいう魔力に近い概念だが、濃度などの環境要因も重要。
  • 究極能力(アルティメットスキル):
    • スキルの最高峰。世界の理(ことわり)そのものに干渉する権能を持ち、これを持つ者と持たざる者には絶対的な差が生まれる。
  • 世界の言葉:
    • スキル獲得や進化など、世界的な事象が発生した際に脳内に響くシステム音声のようなもの。
  • 魔王達の宴(ワルプルギス):
    • 魔王全員が招集される会議。重要な決定事項が話し合われる場であり、戦闘が許可されることもある。
  • 西方聖教会:
    • 魔物を「神の敵」とする宗教組織。テンペストとは思想的な対立構造にあるが、物語が進むにつれて関係性は複雑化する。
  • 原初の悪魔:
    • 世界に7柱しか存在しない、最古にして最強の悪魔たち。色(赤、黒、白など)で識別され、物語の鍵を握る重要キャラクターも含まれる。
  • 異世界人(召喚者・転生者):
    • リムル以外にも地球から来た人間は多数存在する。召喚主の呪縛に囚われた「召喚者」と、偶然迷い込んだり生まれ変わった「転生者」等がいる。

『本好きの下剋上』同様に、これから『転スラ』沼にハマる方のために、よくある疑問をまとめました。

  • Q1:リムルの性別は男?女?
    • A1: 肉体的には「無性」です。スライムなので性別はありません。人間の姿(シズさんの姿を模写)になってからは中性的な美少女に見えますが、心は元37歳男性(三上悟)のままです。
  • Q2:この作品に「恋愛要素」はありますか?
    • A2: リムルに対して好意や崇拝を寄せるキャラクターは多数いますが、リムル自身が誰かと恋愛関係になる展開はありません。あくまで「主従の絆」や「種族を超えた友情」が主軸です。
  • Q3:残酷なシーンはありますか?子供と一緒に見れますか?
    • A3: 基本的に明るい作風ですが、シリアスな展開(特にアニメ2期のファルムス王国編など)では、戦争や虐殺といった重い描写も登場します。『本好き』のマインが直面する現実と同様に、国を作る上での「奇麗事では済まない部分」もしっかり描かれます。
  • Q4:Web版(なろう)と書籍版、ストーリーは同じですか?
    • A4: 大筋は同じですが、中盤以降から展開や登場人物が大きく変わります。書籍版の方がより洗練され、加筆修正が大幅に行われているため、Web版既読者でも新鮮な気持ちで楽しめます。正史は書籍版と考えましょう。
  • Q5:最強すぎて緊張感がないのでは?
    • A5: 確かにリムルは最強クラスですが、敵もインフレしていきます。何より、この作品の緊張感は「バトル」だけでなく「政治的駆け引き」にあります。力が強くても解決できない外交問題などに頭を悩ませるリムルの姿は見どころの一つです。
  • Q6:ディアブロ(黒執事みたいな悪魔)は何者ですか?
    • A6: 「原初の黒」と呼ばれる最古の悪魔の一柱です。なぜかリムルに心酔しており、最強の戦力でありながら、リムルの世話をすることを至上の喜びとしています。彼の異常な執着の理由は、原作を読むとより深く理解できます。
  • Q7:スピンオフ作品(『転スラ日記』など)は本編に関係ありますか?
    • A7: 本編の裏側を描いているため、必読ではありませんが、読むとキャラクターへの愛着が倍増します。特に『転スラ日記』は、本編の殺伐とした展開の癒やしとして最適です。この『転スラ日記』は、Amazonプライムビデオでも見放題で配信されています。
  • Q8:アニメでカットされた重要なエピソードはありますか?
    • A8: あります。特に原作の「冒険者登録試験」の詳細や、各国の政治的な思惑、スキルの細かい解説などは、アニメの尺の都合でカットや簡略化されています。これらを知ることで物語の深みが増すため、原作小説がおすすめです。
  • Q9:ヴェルドラさんは復活しますか?
    • A9: します!アニメ2期以降、彼は物語の「ムードメーカー」兼「最強の守護神」として大活躍します。リムルとの漫才のような掛け合いは必見(必聴)です。
  • Q10:ミリムとリムルは敵対しませんか?
    • A10: 二人は「マブダチ(親友)」です。時に立場上対立するように見えることもありますが、根本的な信頼関係は揺らぎません。利害を超えた友情も本作の魅力です。
  • Q11:この物語を一言で表すと?
    • A11: 「スライムが世界を平和にするために、魔王になる矛盾と覚悟の物語」です。

まとめ

リムルのように「知識」を武器に旅に出よう

『転生したらスライムだった件』は、一人のサラリーマンが「異世界での理想の国造り」という第二の人生を本気で歩む物語です。

『本好きの下剋上』で、マインが紙一枚、本一冊を積み上げて世界を変えたように、リムルもまた仲間との絆と知略を武器に、魔王の頂点へと駆け上がります。

あなたがもし、「現実を忘れるほどの没入感」と「知的なワクワク」を求めているなら、聞く読書・Audibleで原作『転スラ』に触れて楽しんでください!

>>[PR] Audibleを登録して『転スラ』を今すぐ聴き始める

<スポンサーリンク>
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次